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CentOS5 Webサーバーの構築[Apache] WebDavを使用する - itochif.com

WebDavは、クライアントからサーバー上のファイルを操作できるようにHTTPの機能が拡張されたものです。この機能を利用してファイルサーバーとして使用します。
なお、WebDav自体にはアクセス制御の機能が無いため、「アクセスを制限する」の設定を用いてアクセスを制限することをおすすめします。

Apacheのインストールと設定が完了している前提で書きます。

富士通

WebDavを構築する

WebDavの機能を利用するには、特に新しく何かをインストールする必要はありません。設定を変更するだけで使用できます。

# vi /etc/httpd/conf/httpd.conf
------------------------------ 次の行からhttpd.confの内容(一部)
# 175行目と179行目のdav_moduleとdav_fs_moduleのコメントをはずし、有効にします
LoadModule dav_module modules/mod_dav.so
LoadModule dav_fs_module modules/mod_dav_fs.so
# 551行目と554行目の<IfModule mod_dav_fs.c>~</IfModule>のコメントをはずします
<IfModule mod_dav_fs.c>
	DAVLockDB /var/lib/dav/lockdb
</IfModule>

# WebDavを有効にするディレクトリの設定を行う。ファイルの末尾に追加する。
<Directory "/var/www/html/dav">
	# WebDavを有効にする
	DAV On
</Directory>
------------------------------ httpd.conf終了
# /sbin/service httpd restart # apacheを再起動する
httpd を停止中:                                            [  OK  ]
httpd を起動中:                                            [  OK  ]
図1./davディレクトリをwebdavフォルダとして扱う設定

クライアント証明書を用いてアクセスを制限する例

クライアント証明書を用いてアクセスを制限する設定例を記載します。

※[Apacheの通信をSSL/TLSで暗号化する]が完了している前提で書きます。

# vi /etc/httpd/conf/httpd.conf
------------------------------ 次の行からhttpd.confの内容(一部)
# 175行目と179行目のdav_moduleとdav_fs_moduleのコメントをはずし、有効にします
LoadModule dav_module modules/mod_dav.so
LoadModule dav_fs_module modules/mod_dav_fs.so
# 551行目と554行目の<IfModule mod_dav_fs.c>~</IfModule>のコメントをはずします
<IfModule mod_dav_fs.c>
	DAVLockDB /var/lib/dav/lockdb
</IfModule>

# WebDavを有効にするディレクトリの設定を行う。ファイルの末尾に追加する。
<Directory "/var/www/html/dav">
	# SSLを必須にする設定
	SSLRequireSSL
</Directory>
------------------------------ httpd.conf終了
# vi /etc/httpd/conf.d/ssl.conf
------------------------------ 次の行からssl.confに追記する内容
SSLVerifyClient none
SSLOptions +OptRenegotiate
<Location /dav>
	DAV On
	SSLVerifyClient require
</Location>
------------------------------ ssl.conf終了
# /sbin/service httpd restart # apacheを再起動する
httpd を停止中:                                            [  OK  ]
httpd を起動中:                                            [  OK  ]
図2.WebDavとクライアント証明書を組み合わせた例

富士通

WebDavクライアントの設定(Windows)

WebDavクライアントの使い方です。Internet Explorerを使用します。

CentOS5 WebDavクライアント 1.Internet Explorerの左上[ファイル]メニューから[開く]を選択します。

CentOS5 WebDavクライアント 2.[開く]の所にWebDavフォルダのURLを入力し、[Webフォルダとして開く]にチェックを入れ[OK]を選択します。

CentOS5 WebDavクライアント 3.左の画像のように、フォルダが開かれた状態になります。後はこのフォルダとデスクトップ等の間でドラッグアンドドロップをするとファイルのアップロード、ダウンロードが可能です。

次は、ネットワークプレースを使用する方法です。

CentOS5 WebDavクライアント 4.マイネットワークを開き、左上にある[ネットワークプレースを追加する]を選択します。

CentOS5 WebDavクライアント 5.ネットワークプレースの追加ウィザードが起動するので、[次へ]を選択します。

CentOS5 WebDavクライアント 6.[別のネットワークの場所を選択]を選択し、[次へ]を選択します。

CentOS5 WebDavクライアント 7.インターネットまたはネットワークのアドレス欄にWebDavフォルダのURLを入力し、[次へ]を選択します。

CentOS5 WebDavクライアント 8.このネットワークプレースの名前を入力してください欄に自分でわかりやすい名前を入力し、[次へ]を選択します。

CentOS5 WebDavクライアント 9.[完了を選択します。

CentOS5 WebDavクライアント 10.左の画像のように、フォルダが開かれた状態になります。後はこのフォルダとデスクトップ等の間でドラッグアンドドロップをするとファイルのアップロード、ダウンロードが可能です。

CentOS5 WebDavクライアント 11.また、ネットワークプレースの追加を行った場合は、マイネットワークを開くと左の画像のようにショートカットが出来ているため、今後はこのショートカットを使うと便利です。

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掲載日 5/05/2008